注意

この記事は2024年度のインターンシップでの経験と2025年3月時点での公開情報に基づいて書かれています。古くなっている情報が含まれている可能性があるので、Webサイトから最新の情報をチェックしてください。またこの記事は気が向いたらどんどん書き足していきます。質問・要望があったらHP記載のメールアドレスにお願いします。

OIST Research Internship Programの概要

沖縄科学技術大学院大学（Okinawa Institute of Science and Technology, OIST）の Research Internship とはOISTが学生に対して研究の機会を提供するプログラムです。Research Internshipに採択されたら、基本的に2から6ヵ月^{1 2} OISTの配属先の研究室で研究に従事することになります。どのような研究をするかは研究Unitごとに変わります。

待遇

OISTはインターネット上で度々話題になる資金が潤沢な研究機関ですが、このインターンシップの待遇もなかなか手厚いです。 まず日給2,400円貰えます。だいたい月に50,000円くらいが給料として貰えます³。 また普段住む家はOISTの近くにあるGardensというシェアハウスで家賃光熱費は無料です。 さらに最寄りの空港からOISTまでの交通費はOISTが出してくれます⁴。

Application

Research Internshipの出願に関しては ここ に書いてあるので、適当に読んでください。基本的に理系の学部3,4年生、修士1,2年生が対象だと思います。 インターンシップ期間は4月から9月と10月から3月の年2回あり、募集の締め切りはそれぞれ半年前の前年10月と4月になります。 出願は全てオンラインで完結して、様々な書類を提出します。特に申請者にとって志望動機と推薦状がネックとなると思います。 私は志望動機に関しては大学院留学のSoPの書き方を紹介しているサイトを参考にしました。例えば ここ 。 推薦状に関しては、私からは推薦してくれる教員を見つけてくださいとしか言えません。特に研究室配属前の学部生は推薦状を貰うことが難しいと思いますが、頑張ってください。 私は学部4年の前期にインターンをするために、学部3年の10月に応募しましたが、そのときの推薦状は指導教官に書いてもらいました。 広島大学理学部物理学科は4年生から研究室配属ですが私は3年生の時から研究室に居候していたので、当時の指導教官にお願いしました。

申し込み時、どの研究Unitに行きたいか希望を出します。研究Unitごとに受け入れている人数が違うので必ず ここ から確認してください。研究Unitによっては受け入れていないところ、1人だけ受け入れているところ、3人受け入れているところがあります。 私が所属したQuantum Systems Unit Quantum Systems Unit は当時は3人まで募集していました。しかし実際に来たインターン生はそれより全然多かったので（多分、全研究Unitの中で最多）⁵ 、この人数がどれくらい意味があるかは正直分かりません。

採用通知からOISTに行くまで

4月から8月までインターンシップに行くために、前年の10月にインターンシップに応募した私ですが、12月1日に「Invitation to OIST Research Intern」というメールが届きました。メールに記載しているリンクからインターンシップ採用通知を貰い、第一希望のQuantum Systems Unitに配属されることが決まりました。 そこから色々手続きをします。具体的な内容は忘れましたが、OISTのgraduate schoolとPI（研究室を主宰している教員）と秘書の3人とやり取りしました。 そのやり取りの中でインターンシップの期間が具体的に決まり、飛行機のチケットが渡され、住む部屋が決まりました。そしていよいよ当日です。

Research Internship体験記！！！

私は4/4からインターンシップが開始ですが、前日にOISTに到着して準備をします。

ここからは具体的に個人的な思い出を多めにして、時系列順にインターンシップを振り返っていきます。

4月

5月

6月

7,8月

HPに書いていない色々な情報